福岡医療短期大学

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TOP新着情報センター歯科衛生士研修支援センター令和7年度研修プログラム第5回研修会を開催しました。

歯科衛生士研修支援センター令和7年度研修プログラム第5回研修会を開催しました。

歯科衛生士研修支援センター令和7年度研修プログラム第5回研修会を開催しました。

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令和7年9月14日、福岡医療短期大学新校舎5階503マネキン実習室にて、第5回歯科衛生士研修支援センター主催の研修会が開催されました。

今回の研修では、「成人期における口腔機能管理と指導」をテーマに、2名の講師による講義と演習をお願いし、56名(復職支援13名、新人支援26名、スキルアップ17名)が参加しました。

前半は、医療法人社団グリーンデンタルクリニック理事長・島田淳先生による「成人期の顎関節症における機能評価と対応法」および「難症例への対応法、患者さんとの信頼関係の作り方」に関する講義が行われました。成人期に多く見られる顎関節症に対して、視診・触診・問診を組み合わせた評価法や、難症例に対する臨床的アプローチが紹介されました。また、患者との信頼関係を築くためには、継続的なコミュニケーションと共感的な態度が重要であることが強調されました。

後半は、令和健康科学大学リハビリテーション学部理学療法学科教授・森下元賀先生による「診療姿勢と腰痛の対処」に関する講義が行われました。歯科診療における不良姿勢が腰痛の原因となること、そしてその予防には日常的な姿勢の見直しと定期的なストレッチ・エクササイズが有効であることが示されました。歯科衛生士自身の健康管理が、患者ケアの質向上にもつながるという視点は、参加者にとって大きな気づきとなりました。

今回の研修は、成人期の口腔機能管理における臨床的対応と、歯科衛生士自身の身体的健康への配慮という両面からの学びが得られる、非常に実践的かつ有意義な内容でした。今後の研修や現場での指導に活かしていきたいです。

2025.9.14(日)10:00~16:00                                                

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