福岡医療短期大学

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健康長寿と国民皆歯科健診とアジアの子どもたちを守る歯科衛生士を目指して

田口 智章

福岡医療短期大学長
田口 智章

福岡医療短期大学は、1981年(昭和56年)4月福岡歯科大学附属歯科衛生専門学校として開校し、1997年福岡医療短期大学となり現在まで約45年、歯科衛生士養成校としての歴史を歩んできました。2025年には新本館が完成し、福岡歯科大学と一体となって勉学に励んでいます。
                                                                                                                         歯科衛生士のニーズは高く、求人倍率は20倍、歯科診療のみならず医科診療においても、手術の前後の全身麻酔や悪性腫瘍の治療時など多職種連携の一翼となっています。また企業や公務員の求人もあります。そのためには歯科衛生士の実力をより高めていく必要があります。本学は専攻科を設けており、すでに4年制大学と同等の教育・臨地実習カリキュラムおよび専攻論文の指導体制を有しているので、短大卒業後に歯科衛生士国家資格を取得した後、ただちに就職するか、専攻科に進学して4年制大学卒業と同等の学士を取得するか、二通りの選択肢があるのが他の歯科衛生士養成校に比べて本学の強みといえます。
                                                                                                                        また2022年から国民皆歯科健診が政府の骨太方針に入っており歯科衛生士の需要がますます高まってくると思います。これを受けて本学は、厚生労働省の令和5年度「歯科衛生士に対する復職支援・離職防止等推進事業」に採択され、歯科衛生士の高需要のニーズに応えるべく「歯科衛生士研修支援センター」を2024年1月に設置し、順調に運営しています。また福岡歯科大学、福岡看護大学とともに高大連携プログラムを立ち上げ、高校生に口腔医療の重要性と歯科衛生士の周知・啓蒙活動を行っています。さらに今後、時代のニーズとして4年制大学化も想定されるため、教育の充実に加え、研究面でも教員の質の向上をはかっています。
                                                                                                                        本学は、スチューデント・ファーストをモットーに学生の福利厚生に力を入れています。学生が病気になったときには、同じ敷地内の福岡歯科大学医科歯科総合病院を受診でき、保険診療の自己負担分の支援を行っています。
                                                                                                                        私は長年、NPO法人ジャパンハートの依頼を受け、アジアの開発国で肝移植などの小児外科手術を行ってきました。コロナ禍で一時中断していましたが、2023年より活動を再開し、年に2回手術を行っています。2024年から歯科医師、歯科衛生士、専攻科生も同行し、国際的な医科歯科連携を実践しています。皆さんも私とともに開発国に渡航しアジアの子供たちの虫歯の治療や予防に貢献しましょう。