本事業において期待される効果を踏まえ、研究ブランディング事業実施委員会での協議の結果、以下の5つの群を本事業の対象(ステークホルダー)として位置付けました。
本事業の実施により本学の教育機関としてのブランドイメージが高まることで、高校生やその保護者、高校教員等における本学の社会的認知度は向上します。それに伴う認知度の向上は、本学への入学志望動向に結びつくことが想定されます。
学生の就職先(企業、職場等)は、卒業生を職業人として受け入れ、また在学生をインターンシップ教育(学外実習等)の実習生として受け入れてます。また、企業、職場等のニーズを反映した専門教育の実施は、本学教育の質保証にもつながります。
地域包括ケアの観点からの健康寿命の延伸に関する取り組みは、本学と地域社会とのつながりの上に成立しています。地域住民は取組みの支援者であり、さらに、本事業における重要なステークホルダーに位置づけています。さらに、教育の機会の供給(地域の自治会会員等を対象としたセミナー等)や地域住民を対象とした公開講座の実施を通じた、教育・研究成果に関する情報発信の対象者です。
健康寿命の延伸に関連する企業は、口腔ケア・口腔介護等の教育・研究におけるパートナーであり、それらの機関・企業との連携は、共同研究・研究支援につながることが期待されます。
専門教育等に関連する学会等は、本学教員の研究活動の研究活動の場そのものであり、学会会員への情報発信の場になることが期待されます。また、本事業の研究成果に関する学術的評価を受ける機会の提供が期待されます。
それぞれのステークホルダーに対して、次のような情報発信を行うこととしました。本事業のホームページを立ち上げ、SNSを用いて情報を発信します。またポスターおよびリーフレットの作製および新聞への広告掲載を共通の発信手段とし、ステークホルダーに応じて大学パンフレットおよび学園広報誌等による情報発信を行います。
“口腔機能向上による健康寿命の延伸”に関する研究成果を、専門職以外の皆さんにもわかりやすい表現で情報提供していきます。そのため、ステークホルダーに合わせて表現の一部をかえています。
一般向けの解説コーナー「お口の健康とイキイキ長寿社会」は一般向けの解説コーナーです。ここでは各研究者(教員)の研究活動報告をシリーズで掲載し、研究成果や現状を平易な表現で解説します。
「口腔機能でイキイキ長寿」リーフレット(高校生・一般向け)を作製し配布します。
研究成果の記事を掲載します。(年に1回)
本学学生の出身高校を訪問し、「口腔機能でイキイキ長寿」リーフレット(高校生・一般向け)を用いた普及啓発活動を行います。本学で開催する高校教員対象オープンキャンパスにおいても同様に行います。
受験志願者とその保護者に対して「大学の将来ビジョン」と本事業を紹介し、本学のイメージならびに「口腔機能でイキイキ長寿」を啓発します。また、リーフレット(高校生・一般向け)を配布します。
「口腔機能でイキイキ長寿」リーフレット(専門職向け)を作製します。平成30年度、32年度にリーフレットの内容とデザインを見直し、新バージョンを作製する予定です。
毎年定期的に開催する公開講座(一般および専門職向け)において、「大学の将来ビジョン」と本事業を紹介します。
毎年1回、福岡市歯科医師会、福岡県歯科衛生士会、福岡県介護福祉士会との協議会を開催し、“口腔機能の向上による健康寿命の延伸”に関する研究成果ならびにブランディング事業について協議いたします。また、各団体の会員へリーフレットの配布を依頼します。
毎年1回、連携施設との協議会を開催いたします。また、各施設にリーフレットを配布いたします。
「口腔機能でイキイキ長寿」リーフレット(一般向け)を作製し交流カフェの開催時に配布します。
地域住民・地域社会のみなさんを対象とする“地域公開講座”(地域フォーラム)を毎年1回開催します。第1回フォーラムを平成29年12月23日に開催しました。
本学園が毎月1回開催している地域交流カフェ「かふぇもりのいえ」において、本事業の広報活動を9月から開始しています。
本事業の概要、教員の研究現況をホームページに掲載します。
平成30年6月、本事業のリーフレット(研究職向け)を作製します。平成32年度にリーフレットの内容とデザインを見直し、作製します。
平成29年11月以降、企業・研究所等を訪問し、共同研究や産学官連携研究を検討します。
本学の研究ブランディングに関連する学会へ参加し、研究成果を学術発表していきます。
広報普及のため、参加した学会でチラシを配布します。